6月かわらばんワークショップ(ホヤのピザ作り体験)
みなさん、こんにちは!!
6月26日、気仙沼大島にて体験型ワークショップを行ってきました\( ˆoˆ )/!
今回はなんと、宮城県で生産量日本1位を誇る「ホヤ」について学習してきました!
「ホヤ」ときいてみなさんピンと来るでしょうか。。?
意外と知られていない海の生き物で、イソギンチャクの仲間と言われています。
見た目はちょっとグロテスク。笑
刺身や酢の物、天ぷらなどでも食べられています😊
気仙沼ではホヤの養殖が盛んで、子ども達にもぜひそのホヤについて学んでほしいと思い、今回のワークショップを実施することとしました!
まずは、「ホヤ」についての基本知識を、私達が紙芝居で簡単に紹介♫
これがホヤの赤ちゃんの写真です⇩
(まるでポニョのような可愛らしい見た目!)
みんなも「なにこれ〜!!」と興味深々。ホヤって見たことあるけど、あんまり知らない!という子ばかりでした。
意外と知られていないんですね〜。
では、実際にホヤを見に行ってみよう!
ということで、漁師の村上力さんにお話を聞きに浜まで♪
船の上で、実際に養殖をしているホヤをみせていただきました!!!
みんな「すごーい!!」と口を揃えて驚き( ゚д゚)
村上さんにホヤをさばいて頂き、いざ実食!!
苦いような、すっぱいような、甘いような。なんとも言えない不思議な味のホヤ。
でも採れたて新鮮なので、
苦味が少なく美味しい!!!
子ども達も生のホヤに初挑戦。
苦〜い、と食べれない子もいましたが、
いい経験になりましたね♪
ホヤは冬至に種をつけて、食べれるようになるには3〜4年かかるそうです。
そのため、今食べられているホヤは、震災後はじめてつけたホヤなんだそうです。
ホヤが主食とするプランクトンが豊富な気仙沼の海だからこそ、養殖できる貴重な生き物なんですね。
さて、たくさんのホヤやホタテを頂いて明海荘に戻ります!
明海荘では、村上さんご夫婦がピザを焼く準備をして待ってくれていました!
明海荘には手作りの窯があるんですね〜♫今回はその窯を借りて、ホヤをのせたホヤピザを作ります!
みんなはりきって盛り付け♪
気仙沼市内のアンカーコーヒーで働いているひなちゃんに、ピザの作り方をレクチャーしてもらっています♫
窯なのでピザもすぐ焼ける!
海鮮たっぷりほやピザの完成!!★
さて、きになるお味は、、、?
おいしい〜〜〜!!!!
焼いたピザをみんなで並んで食べます\( ˆoˆ )/
楽しかったね〜♫
食べた後は、しまだより作りです!
みんな今日学んだことを、文章として書きおこしたり、絵に描いています。
それぞれ話しあって、役割分担をしつつ、協力して記事を作成していったので記事はすぐに完成しました✨✨
完成したしまだよりがこちら⇩
しまだよりをもって、みんなで今日の学びの発表!
「ホヤは生では食べられなかったけど、ピザにすると食べられた!」
「みんなで協力してピザを作れたことが楽しかった」
「ホヤにはプラスとマイナスの口があって、プランクトンを食べる!」
など、今日の学びをたくさん振り返ってくれました。
村上力さん、村上敬士さん、村上かよさん、島の方々のご協力のおかげで、とても良いワークショップとなりました。
本当に、ありがとうございました!!
参加してくれた子どもたちもありがとう!!
ホヤってこんなんなんだよって、みんなに自慢していきましょうね!✨
また次回が楽しみです(^ ^)
すが
新しいチラシ、できました。【メンバー超超募集してます!】
お久しぶりです!年度も変わり、新しいチラシが完成しました!
ACTIONは現在8名のメンバーで活動しています。
月1回大島でのワークショップ、週1回のミーティングを継続して行っていますが、メンバー不足で悩んでおります。
大島では、体験型のワークショップを開始し、子どもたちと一緒に島のしごとやくらし、文化を体験する活動を行っています。
今の東北ってどんな状況なんだろう?
大島に行ってみたい!
子どもたちと関わる活動をしてみたい。
どんなキッカケでも、ちょっとでも興味があったらいつでもご連絡ください!
忙しい学生さん、社会人の方でも、みんなで協力してできる範囲でも活動を継続していきたいと思っています\(^^)/
2月ワークショップ(しまっぷ)
みなさんこんちには!
2月7日、気仙沼大島にて第22回目のワークショップを行いました!
なんと、今回はいつもと違ったワークショップで、大きなプラ板でできた大島の地図、その名も「島っぷ」を作成しました!
(前日にカッターを駆使してプラ板で大島を作成!なかなかの出来にみんなもこの笑顔。。笑)
今回の参加は2人の子どもたち!
島のプラ板を見せて「これはなに?」ときくと、2人とも「大島!」と即答!
すごいですね〜!\( ˆoˆ )/
今回は、これまでのワークショップで取材してきた場所をマップに起こし、地区やお店、観光地などの位置関係を学習することと、
これまでの学びを振り返ることを目的としました!
2人に島っぷを作成することを説明すると、「いいよー!楽しみ!」とわくわくしていている様子♩
これまでのしまだよりを見せると、「ここ行った!」としっかり覚えていましたが、
何を食べたのか、どんなお話をしてもらったか、などはあまり思い出せてない様子。。
そんなこんなで、これまでの活動の写真のコピーをみんなで切りながら、
「ここはソフトクリームが美味しかったよね!」
「柚子で何を作ったの?」など活動を振り返りながら作業を進めました。
2人とも少しずつ思い出している様子(^_^*)
次に大島の地区を線で引いて、地区名を書いていく作業!
2人とも自分が住んでる地区の名前は知っていましたが、違う地区の名前や、地区の位置関係などはわからないと、、
色を分けて線で囲いながら、地区の名前を声にだして覚えていくことができていました。
私も大島に13地区もあることを初めて知りました!
地区分けをしたら、おにぎりを握ってお昼ごはん。
ごはん休憩後、作業再開!o(^▽^)o
これまで取材したお店や、取材したことのない公共施設、観光地などをシールで印を付けていき、施設の位置関係を見ていきました!
(はま家はここ!と張り切ってシールを貼っています♪)
お店が密集しているところや、逆にお店が少ないところ、観光地があるところなどを視覚的に理解していきました。
子どもたちも、はじめはどこになにがあるのかわからない様子でしたが、シールを貼り進めていくと、「この地区はこれ!」と声を出して言うことができていました(^O^)/
12月かわらばんワークショップ(旅館黒潮)
12月のワークショップは、旅館黒潮さんへ取材に行き、しまだよりを作成しました!
今回は4人の小学生が参加してくれました!
4人とも黒潮さんへ行ったことがないということで、ドキドキワクワクしながら、お邪魔しました!
黒潮のご主人堺さんに車で小学校まで迎えに来ていただき、到着したら早速旅館内をぐるっと見学。
黒潮さんは昨年旅館の一部をリフォームされ、木のぬくもりあるとても綺麗なロビーが迎えてくれます。
そして、ロビーには大きな暖炉が!子どもたちは初めて見る大きな暖炉に「これなにー?」と興味津々。堺さんが薪を入れる作業を見せて下さり、みんな「すごーい!あったかーい!」と大興奮。
中には「桜の木かな?」と薪の木の種類を言い当てる子も!!!すごい☆
(この暖炉がロビー全体を優しく温めてくれます♪)
(薪を入れる堺さん。みんなカメラを構えて中を覗いていました!)
ロビーを見学した後は、お風呂や客室を見学させていただきました。
お風呂は男女大浴場が1つずつある他、リフォームの際新しく家族風呂も作ったそうです。
この家族風呂はバリアフリーの大きなお風呂で、小さな子どもや体の不自由な方でも安心して、家族で入浴を楽しめます。
大浴場では、まず第一声「ひろーい!」の言葉が子どもたちから!
そうですね、黒潮さんのお風呂の大きさは大島1だとか☆この寒〜い季節には大きなお風呂でゆっくり温もりたいですね!
客室では、浴衣の柄までチェック!みんな、細かいところまでよく見てます!笑
黒潮さんの浴衣には所々にマグロの柄が!珍しいですね!
黒潮さんぐるっと一周見学を終え、ポカポカ暖炉があるロビーへ戻り、インタビューのための質問を考えました。
質問をまとめるワークシートにどんどん書いていきます!今回の参加者の4人は、何度かワークショップに参加してくれたことがある子たちなので、みんな質問を考えることにも慣れてきて、どんどん出てきます!
1年生も自分たちで考えられるようになってきました☆準備ができたら、いざ!堺さんにインタビュー!
みんなが1番気になっていたのは…猫のこと!そう、実は黒潮さんには可愛い猫ちゃんがいるんです!動物好きな子が多くずっと気になっていたみたいです!笑
猫ちゃんの名前を堺さんに尋ねると、「ちうちゃん」と教えて下さいました。
この ちうちゃん、元々は野良猫だったそうですが、黒潮さんで暮らすようになりプクプクとぽっちゃり体型になったのだとか…!
なんとも愛らしいフォルムにみんな癒されてました〜♪
次に気になっていたのは、入り口入ってすぐに飾られている、大きな魚の剥製!「本物かな〜?」「なんの魚だろ〜?」と気になっていたこの剥製は、マグロ船に乗っていた堺さんのおじいさんが昔とられたバショウカジキでした!
見たことないほど立派な魚にみんなびっくり!黒潮さんに行った際には是非見てみて下さい♪
堺さんへのインタビューを終え、お昼ごはんを食べ、さぁしまだよりを作ろう!としたときに「ピアノがある!弾きたいなー!」と、女の子たち。堺さんの奥さんが快くピアノに触らせて下さいました!
(みんなとっても上手で驚きました…!)
しまだよりの作成のために部屋を用意してくださり、暖かいお部屋の中で作成に取り掛かりました。
文章を作る子、絵を描く子、役割分担をしてみんなそれぞれの役割を一生懸命果たしてくれました!
時々、ちうちゃんに会いたくなって、「休憩!」と言って部屋を飛び出す場面も…笑 みんな、ちうちゃんが大好きみたいです。
(「なんでそんなに可愛いんだ〜い?」と ちうちゃんに声を掛ける子どもたち。そんなあなたたちが可愛いです♪笑)
ちうちゃんとの触れ合いタイムで、パワーをもらいつつ、無事!しまだより完成!
堺さんへの発表も行いました!しまだよりの完成を喜んで下さった堺さん。笑顔でパシャパシャと子どもたちの発表風景をカメラに収めていました☆
今回はインタビューからしまだより作成まで丸ごと1日黒潮さんでお世話になりました。子どもたちにも優しく色々なことを教えて下さった黒潮の堺さん、本当にありがとうございました!
参加してくれた子どもたちもありがとう!また、みんなでちうちゃんに会いに行こうね♪
(きーたん)
11月かわらばんワークショップ(椿屋)
みなさんこんにちは。
11月15日に開催したかわらばんワークショップでは、大島の椿で椿油を製造している椿屋さんを取材させていただきました。
今回取材に協力していただいたのは椿屋の小野寺栄喜さん。椿についてたっぷり教えていただきました!
ワークショップのはじまりは椿を育てている農園の見学です。
広くて海が見える三作浜(みさきはま)農園にはたくさんの椿が植わっています。
小野寺さんによると、椿は世界で2600もの品種があり、大島ではその中の400種類ほどの椿が育てられているそうです。
農園に植わっていたのは海沿いなどで育てやすく、実がなりやすいのが特徴の藪椿という分類の椿。同じ藪椿の中でも色や質がそれぞれの木で違います。
小野寺さんに違いを教えてもらうと、子ども達も積極的に自分で色を確認して、「あれはピンク!こっちはちょっと濃い!」と楽しそうに椿をじっくり観察していました!
(よーく見てみると花の色が木によって違う!)
農園をたっぷり見学した後は椿屋さんの事務所へ移動し、事務所のビニールハウスで育てられているさまざまな種類の椿を見せていただきました。
小野寺さんが心を込めて育てている鉢植えの椿たちは農園で見た椿とは全く違っていて、椿の種類の豊富さに驚かされました。
花びらがひらひらだったり葉っぱがギザギザしていたり…、子ども達も農園とは違う椿たちにくぎ付けです!
(お気に入りの椿を持っての1枚!花びらの形も色も、それぞれで違います♪)
椿の基本を知った後はみんなお待ちかねのお昼ご飯です。今回は大島の椿油を使ってけんちん汁を作りました!
小野寺さんご夫婦にコツを教えてもらいながら、子ども達も野菜を切ったり、お鍋をかき混ぜたりと積極的に料理に参加し、とってもおいしいけんちん汁ができあがりました。
(お豆腐は手で潰して入れるのがコツ!一丁分のお豆腐を丁寧に潰しました。)
(椿油のけんちん汁が完成!「おいしい〜!」が止まらないお昼ご飯でした。)
あつあつのけんちん汁とおにぎりを食べ終わった後は、小野寺さんが大島の「大椿」へと案内してくださいました。
大椿とは、大島に昔から自生している大きな椿の木です。
海沿いの入り口から細い小道を登るとその先には…なんと樹齢約500年、高さは約15メートルの大椿が!
日本一の高さを誇る椿だそうです!
(あまりの高さにみんなでびっくり。こんな大きな椿初めて見たね!)
大島に住んでいる人もなかなか知らないこの大椿、現在は竹やぶの中に生えていますが、昔はこのあたり一面が椿の防風林だったこともあるそうです。
自然の中にどっしり構える大椿は大迫力でした!
(大椿の前で集合写真。椿が大きくて写真にうまく収めるのも大変!)
大椿の見学をしたら、いよいよ最後の取材です。けんちん汁でも使用した椿油について教えていただきました。
残念ながら椿油の製造時期が終了していたので体験することはできませんでしたが、椿の実を実際に見て触りながら椿油を学びます。
見せていただいた椿の実からは、手で軽く絞っただけで油が滲んできました!
最近は椿油の研究が進められていて、美容や健康への効果が期待されているそうです。
近い将来、椿油ブームが来る日が近いかも…!
(乾燥中の椿の実。この実から油が出来ることにみんなびっくりしていました。)
最後はいよいよしまだよりの記事作りです!
場所は大島開発センターさんにお借りしました。
今回のワークショップでは椿についての情報が盛りだくさんだったので、記事を書く前にどんなことを読む人に伝えたいかをみんなで考えます。
たくさんの椿を見たこと、椿油が健康にいいこと、大椿のことなどなど、それぞれで文章の担当を決めてみんなで記事を書きました。
(しまだよりに大島の地図を大きく描いて、大椿の場所がひと目で分かるように一工夫!)
椿のことをたくさん知ることができる、しまだよりの完成です!
(完成したしまだよりを持ってパシャリ!今回もカラフルで見やすいしまだよりができました!)
参加してくれたみんな、取材させていただいた椿屋さん、本当にありがとうございました!
今度は椿油絞りも体験してみたいですね!
(まりこ)