ACTIONspf311活動報告

ACTIONの3年半と椿荘花月

 

↓前回の記事のとおり、11/16に行ったかわらばんワークショップで、

椿荘の取材をさせてもらいました。


【11月のワークショップの報告】 - ACTION spf3.11 活動報告

 

 振り返ってみると、2011年5月、はじめて大島で活動したときに泊めていただいたのが、この椿荘でした。100人の阪大生で気仙沼大島を訪れ活動を行ったのですが、当時ボランティアが素泊まりに利用できる数少ない旅館のひとつだった椿荘にお世話になったんです。そのころはまだ2次避難所として島民の方も生活をしていらっしゃいました。

 

 

取材の中で、客室や大広間、お風呂場など館内を案内していただいたのですが、実は椿荘の館内に入ったのはその5月以来で、3年半ぶりのことでした。

 

瓦礫撤去や泥かきのお手伝いをさせていただき、どろどろになった長靴を椿荘の外の洗い場で洗ったこと、大広間にて盛文さんから震災の日のことをお話していただいたこと、夜に椿荘のロビーで一日の活動の反省や翌日の動きについて確認するミーティングを行ったこと、いろいろなことがつい昨日のことのように思い出されました。

 

盛文さんも、当時泊めていただいたことを覚えてくれていて、懐かしい話も少しすることができました。震災当初に活動していた時には、こんな形でまた当時の話をする日がくるとは到底思えなかった。それは、ヨソから来たわたしたちが言うのもおこがましいことかもしれないけれど、震災から時間が経ったからだけでなく、少しずつでも前を向いて大島が進んでいるからだと思いました。

 

震災から3年と8ヶ月が経ち、ACTIONが活動を始めてからも3年半が経とうとしています。 

その中でこうした再会の場を持つことができて本当に嬉しいし、感謝しています。

気持ちを新たに、がんばっていきます。

 

(かんだ)

 

 

 

 

 

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(当時の写真を見返して、1枚だけ貼ります。2011年5月28日、初日の活動が終わったあと、夜に盛文さんにお話をしていただきました。今だから言えるけれど、このときの活動がACTIONを今日まで突き動かす大きな力の一部になっています。ずっと、自分たちが大島の力になりたいと思いながらも、いつも逆に島の方々から元気や力をいただいていました。)

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(おまけに盛文さんとのツーショットを。2011年5月から活動を続けているメンバーは、今はもうぼく1人だけになってしまったけれど、新しく加わってくれた仲間たちと、支えてくださる島の方々と一緒に、これからも歩んでいきたいなぁ。)