ACTION04 〜3日目〜
ACTION04 活動最終日です。
この日は2班に分かれて活動を行いました。
1班は初日と同じく沿岸部の田んぼで清掃作業
もう1班は養殖業やその他いろいろな、海上での作業の拠点となるイカダを作るお手伝いをしました。
イカダ班の作業は、災害対策本部さんと一緒に、杉の木の皮を「ナタ」で削りイカダを組み立てる場所まで運ぶ。
これを繰り返し行いました。
とても重労働でしたが、だんだんイカダが出来ていく様子がとても嬉しく、モチベーションも高まりました!
近所のおばあちゃんから差し入れもいただきました!
気仙沼市で作られている通称「ひでこパン」とても美味しかったです!
約6時間の作業の末、ついにイカダの土台が完成!
海に浮かべる事ができました!
ACTIONイカダ班
嬉しさと達成感が満ち溢れていました!
今回のイカダ作り作業は今までの作業とは違い、「新しく作る」という作業でした。
一緒に作業をした漁師さんは
イカダを「作る」事になかなか踏み切れなかった。とおっしゃっていました。
元々の作業場は津波で流されてしまったそうで、新しく何かを作っても、また流されてしまうのではないか。という不安があったそうです。
新しく「作る」事を決心するまで1年。
その1年の葛藤は僕たちには想像もつきません。
ですが、漁師さん達や災対さん達の、前向きな姿はとてもかっこよかったです。
何度も「ありがとう」と言ってくださり、とても元気付けられました。
完成したイカダが海に浮かんでる所も見たいなぁ、、
またお手伝いできる事があれば、是非手伝いに行きたいです。
田んぼ清掃の班は、初日の作業の続きを行いました。
地道で成果がわかりにくい作業ではありますが、作業を始める以前に比べれば少しは綺麗になったのではないかと思います。
ただ、今回私たちが作業を行った範囲など全体の本当にほんの一部でしかありません。2日かけてもこの範囲を綺麗にするのがやっとです。
この何倍もの土地が未だに清掃できておらず、まだまだこれからも作業を続ける必要があると感じました。
いつか元通りになって田んぼで農業ができる日がくることを祈っています。
明海荘に戻り、すぐに帰る支度を済ませ、帰りのフェリーに乗るために港へ向かいました。
港にはおバカ隊のみなさん、運動会に来てくれた子どもたち、小山のおばちゃんがお見送りに来てくださっていました。
フェリーからの景色。
姿が見えなくなるまでずっと、ずーっと手を降り続けてくださいました。
ありがとうございました。
やっぱり大島大好きです。
また、戻ってきます。
というような3日間の活動でした。
参加者のみなさんや大島の方々のお力無くしては、今回の活動はうまくいっていなかったと思います。
本当にありがとうございました。
これからもACTIONは活動を続けてまいりますので、これからもよろしくおねがいします。
キヨ ねぎやん