ACTIONspf311活動報告

「ぼうさい甲子園」にて賞をいただきました

こんにちは。
いよいよ年末、寒い日が続いていますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?
アクションからはとても嬉しい報告があります。
この度わたしたちアクションは、ぼうさい甲子園にて「はばタン賞」をいただきました。
 
ぼうさい甲子園とは、阪神淡路大震災の経験と教訓を継承していくために毎年行われている、防災活動や防災教育を行う団体を顕彰する取り組みです。
 
ぼうさい甲子園には、「ぼうさい大賞」や「優秀賞」のほか、津波避難訓練津波対策に対する優れた取り組みを行う学校に対し授与される「津波ぼうさい賞」、教科教育において取り組まれた優れた防災教育の取り組みを行う学校に対し授与される「教科アイディア賞」などなど、様々なテーマに分かれた賞があります。
 
その中で今回わたしたちは、阪神淡路大震災以降の被害の大きな被災地にエールを送るため、これらの地域を対象に被災の経験と教訓から生まれた活動に対し授与される「はばタン賞」をいただきました。
 
現在の「しまだより」での子ども達との活動は、防災活動に直接つながっているというわけではありませんが、これまでの大島での子どもたちとの取り組みをこのような形で評価していただき、とても嬉しく思っています。
活動を支えてくださっているみなさまに心よりお礼を申し上げます。
本当にいつもありがとうございます。
 
 
さて、今回ぼうさい甲子園に参加して、わたし自身も防災について改めて考えてみました。
東日本大震災の後、「防災」について深く考える機会がとても多くなりました。メディアでは防災方法や防災グッズの特集を毎日のように見る時期もありましたし、防災コーナーが設置されているお店も多いように思います。
しかし、震災当初はあれほど話題になっていた防災も時が経って風化してきているように感じます。わたし自身、防災について真剣に考えているかと聞かれると、頷くことができません。実際にやっている事といえば水などほんの少しの備蓄品をそろえているだけ…。
数十年以内には南海トラフ上で大地震が発生することが予想されています。いつどこで、どんなレベルの地震が起こるかわからない今、防災もまた、震災での教訓としてわたし達がずっと学び続けなければいけないことだと思っています。
 
個人的な話ですが、わたしが生まれたのは阪神淡路大震災からちょうど9ヶ月後です。震災を体験していない最初の年代のため、年配の方に震災の時に生まれていなかったと言うと驚かれることも多くあります。
わたしが以前聞いた話で印象的だった言葉に、「知らなかったは言い訳にならない」というものがあります。防災に関しても、この言葉通りの意識を大切にしていけたらなぁと思います。
アクションでの活動も「防災」とは少し違っていますが、自分の意志をしっかり持って活動していくことがわたし自身の今後の目標となっています。
 
 
1月には、ぼうさい甲子園の表彰式・発表会・交流会が開催されます。
ぼうさい甲子園に参加しているたくさんの団体さんと交流できるこの機会がとても楽しみです。
他の団体さんと交流する機会は意外と少ないので、この機会にたくさんのことを学んできたいと思っております。
 
最後となりましたが、2014年もアクションをお支えいただきありがとうございました。
来年度もぜひ、わたしたちアクションをよろしくお願いいたします。
それでは、みなさま良いお年をお過ごしください。
 
↓ぼうさい甲子園HP
 
毎日新聞地方版にも掲載していただきました
 
(まりこ)
 
 

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