8月しまたいけんワークショップ(休暇村気仙沼大島)
8月29日、初の試みである「しまたいけん」ワークショップを実施しました!
このワークショップは、島の基幹産業である観光業や養殖業、農業などのしごと、そしてさまざまな文化について、それらに携わる地域の大人たちとコミュニケーションを取りながら実際に体験を行うワークショップです。
今までの「しまだより」ワークショップからもう一歩踏み込み、子どもたちが身体を動かし、五感で感じることによって、これまで以上に多くの気付きや、発見ができ、子どもたちの記憶に残るのではないかと考え、体験型のワークショップを実施することにしました!
今後は、「しまだより」ワークショップと並行して「しまたいけん」ワークショップも行っていきます☆
初回の「しまたいけん」ワークショップとして、今回は気仙沼大島の子どもたちと島の食材を使ったカレー作りを行いました!
お世話になったのは、休暇村気仙沼大島さん。
まずは案内やお話をして下さる休暇村の新井さんにご挨拶。三年生の号令に合わせて、みんなで「お願いします!」と言いました!
(雨が止んだばかりのキャンプ場にて。このあと、新しく整備されたサイトも案内していただきました。)
カレー作り開始の前に役割分担。みんな「わたし包丁使える!」「ぼく、火つけたい!」とやる気満々!!
高学年の女の子たちは包丁を使って食材を食べやすく切ってくれました。男の子たちは新井さんに手伝ってもらいながら、薪に火をつける作業を。低学年の子どもたちも玉ねぎを洗ったり、皮を剥いたりと自分たちのできることを見つけていました。
(慣れた手つきで鶏肉を切ってくれました。)
(1年生も、玉ねぎをの皮をむいてお手伝い!それぞれができることをやりました。)
(新聞紙と薪で火おこし。じょうずに木に炎を移せるかな??)
(無事着火しました。火力は十分すぎるくらい!やったね!)
(玉ねぎを、みじんぎりにします。こちらも慣れた手つきですが・・・??)
(玉ねぎが目にしみて涙がでてきた〜!)
カレーはみんなで話し合い中辛と甘口の二種類を用意!かき混ぜる作業は「熱い、熱い!!」と汗を流しながら頑張ってくれました!
(玉ねぎを炒めてます。熱くて長い時間混ぜるのが大変です。)
(ルーと隠し味のスパイスを入れて、煮込みます。)
具は玉ねぎ、オクラ、赤サラ貝、トッピングにはホタテと、すべて大島産のものを使いました。
(大島で養殖されたホタテをバター焼きにしてトッピングに。豪華すぎます・・・)
(完成!大島がギュッとつまったカレーができあがりました!)
みんな「美味し〜〜」と満足そう!やっぱりみんなで作ると美味しいですね♪
(おいしい?と聞くとこの笑顔。とってもおいしそうに食べてくれています。)
(みんなで協力して作って、みんなで一緒に食べると、とびきりおいしいね!)
食後は手分けをして片付け、新井さんから休暇村についてお話を伺いました。そもそも休暇村は全国に37カ所あるそうで、どれも自然豊かな場所に作られているそうです。そのような場所として大島が選ばれたことから、島の自然が魅力的であることを改めて実感しました。休暇村では宿泊や野外炊飯の他、ホタテの絵付けなどの体験プログラムも用意されているそうです。
(子どもたちもたくさん質問しました。休暇村のこと、たくさん知れたと思います。)
お話を聞いた後は宿泊施設の見学をさせてもらいました。広々としたお部屋やごはん会場ではみんな大はしゃぎ!みんな日帰りでは来たことがあるものの、宿泊したことがある子は少なかったので、「泊まってみたい!」と話していました。
最後にみんなで1日の振り返りをし、今日の発見や感想を書いてもらいました!「1日に200人が来るなんてすごいなあと思った!」そうなんです、夏休みなど多い時には200人のお客さんがBBQやキャンプ、宿泊をして楽しまれるそうです。「会ぎしつからちょう理場にいけるドアがあった。ちょう理場は広かった!」普段お客さんは通れないようなところまで案内していただき、子ども達も大喜びでした。
(1日の振り返りの様子。みんなの、今日1番の発見はなんでしたか?)
今回はカレー作りなどの様々な体験ができ、休暇村のことや、大島のことをいつもとは違う角度から見ることができたのではないかと思います。
またこの経験が、島の魅力を再発見できるような気付きにつながっていれば幸いです。
今回参加してくれた子どもたち、休暇村の方々、ありがとうございました!