ACTIONspf311活動報告

8月かわらばんワークショップ(ビーチサイドカフェ/カフェ・バー)

8月12日、16回目となるかわらばんワークショップを行いました。今回の取材先は大島のカフェ・バー「ビーチサイドカフェ」です。ビーチサイドカフェは大島の長崎にて1998年にオープンし今年で17年目で、これまで島民や観光客など多くの方が楽しむ場を提供してきました。今回お話を伺ったのは、ビーチサイドカフェのマスターである千葉秀臣さんです。

 

 

1。取材・インタビューの準備  

 集合場所は大島小学校。子どもたちがぞくぞくと集まり、ワークショップが始まります。 いつも通り、まずは子どもたちとACTIONスタッフが名札を作り自己紹介を行い、簡単にワークショップの内容を説明を聞きます。これまで何度も参加している子どもたちなので、「今日はどこに行くのー!!??」と早速気になっている様子でした。 

 

 ビーチサイドカフェが今回の取材先であることを伝えると、今度は「わたし、行ったことある!!」「ハンバーグがおいしい!!」と口々に話してくれます。ビーチサイドカフェに行ったことのない子どももいたので、どんなお店なのかを実際に行ったことのある子どもから説明してもらいました。次はインタビューの内容を考えていきます。 「ビーチサイドカフェはいつできたのかな」「ビーチサイドでおすすめのメニューはなんだろう」「1日にどれくらいお客さんが来るのかな」など、それぞれが質問を考え、ワークシートに記入しながら進めていきました。お店に行ったことのある子どもたちも、改まってお店の方にお話を聞く機会はこれまで多くはなかったと思います。知りたいことを存分に聞けるよう、準備をしました。

 

 

2。取材・インタビュー

 続いて、インタビュー項目を記入したワークシートと筆記用具、カメラを持って、実際にビーチサイドカフェへ移動。学校からは徒歩10分ほど、子どもたちと一緒にのんびり歩きます。天気がとてもよく、学校すぐの坂道を下ると小田の浜のキラキラのビーチが見えてきます。ビーチサイドカフェはまさに名前の通りこの小田の浜のそばにあり、おしゃれな店の外観もぴったりのロケーションです。

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(坂道を下ると小田の浜が!綺麗な景色を見ながらの移動はあっという間です。)

 

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(新しい立派な建物に、大きくBeach Side since1998の文字。)

 

 さて、お店に着くと、まずはお店の方々にあいさつ。「ちゅうもく。よろしくおねがいします。」「よろしくおねがいします!」と声をそろえて元気にあいさつをしました。奥の大きな個室(通称、VIPルーム!!カラオケ付きです!!)に案内していただき、ここでお話を伺うことに。少し暗めの照明で落ち着いた雰囲気に、さっきまではしゃいでいた子どもたちは心なしか緊張している様子です。お店のマスター、秀臣さんにご登場いただき、お話、、、のその前に、着いたばかりですがお昼ごはんの注文をします。ごはん屋さんに取材に行くときには食レポを兼ねて毎回ごはんも食べさせていただくようにしています。

今回もいろいろなメニューを子どもたちと決めて注文させていただきました。

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(みんなで注文するメニューを考えます。おいしそうなメニューがたくさんで、なかなか決められませんでした。)

 

 料理を待つ間に、秀臣さんにインタビューをさせていただきます。学校で考えてきた質問をひとつずつ、子どもたちが発表し、それに対して秀臣さんに答えていただく形で進めていきました。子どもたちは、質問の答えをメモしながら話を聞きます。途中、漢字が分からなかったりどう書けばいいか悩むといった一時停止もありますが、秀臣さんにはゆっくりとお話をしていただき、インタビューを終えることができました。また、今回参加してくれた大学生スタッフも、「架橋の先に、どんな大島を目指していきたいですか??」「今後挑戦していきたいことは何かありますか??」など、様々な質問をしてくれました。こういった質問に対しても、子どもたちが一緒になって秀臣さんのお話を聞くことで、大島に対する想いやお店への誇りの気持ちを知ってもらえたらと思っています。

「大島に橋がかかったあとも、大島によりたくさんの人が来て賑やかになるよう、お店を守って続けていくことが私の挑戦です。」という秀臣さんの言葉は、子どもたちの印象に残ったようです。

 

 

3。ごはんタイム

インタビューを終えた頃に、ちょうどごはんが出来上がってきました。食レポの時間ですね!

 

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(ビーチサイド人気のメニュー、ロコモコカレー!)

 

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(ビーサイランチはお店の看板メニューで、日替わりです!)

 

みんなで注文したランチを食べながら、おすすめメニューたちのおいしさに感動します。食レポといいながら食べるのに夢中で、あっという間に食べてしまいました。 みんなおなかいっぱいで大満足でした!

(次回はちゃんとレポートできるように練習しましょう!)

 

そしてなんと、食後にソフトクリームをサービスしていただきました。子どもたちもこれには大興奮!秀臣さんのお心遣いに心から感謝です。本当にありがとうございました!

 

 

4。かわらばん作成

ビーチサイドカフェでの取材はここまでで終了。秀臣さんをはじめ、お店のスタッフさんたちにお礼のあいさつをします。お忙しいなか、快く取材を受けてくださり、ありがとうございました。子どもたちとACTIONのスタッフでお礼を告げて、最後にお店の前で記念撮影を。

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(ビーチサイドカフェのスタッフさんたちと。また食べに行きます〜!!)

 

 さて、ここからまた小学校に戻り、今度は取材した内容を元に記事作成です!みんなでテーブルを囲んで、どんな見出しの記事を作るか相談。お店のこと、オススメメニュー、そしてちばさんのちょうせん!と、いくつかの見出しを決めて、文章を書いていきます。文章を書くのが苦手な子もいて、誰が書くのか決まるのに少し時間がかかりました。文章が苦手な子はイラストを描いたり、タイトルの色を塗ったり、それぞれの役目を果たします。子どもたちは「ここはこの色がいい」「じゃあこっちはこの色ね」「ここにお店の絵を貼ろう」などなど。みんなで協力して1枚のかわらばんを創る楽しみを、感じてほしいなぁと思いながら手伝っていました。

 

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(文章を書いたり、絵を描いたり、撮った写真を貼ったり。みんな真剣に取り組んでいます。)

 

さて、時間がなくなってきて、そろそろ完成かな?あれ、まだ余白があったぞ、、!どうしよう。と慌てていると、1年生の子が船やウミネコの絵をサッと描いてくれました。その横にも何やら謎のオブジェが??そんなこんなで最後にばたばたとしましたが、今月も立派なかわらばんが完成しました。みんなで作ったかわらばんを眺め、子どもたちだけの発表会を開きます。今日聞いてきたことをみんな、ちゃんと話してくれました。特に、ちばさんのちょうせん!の見出しのところは、秀臣さんの炎が出るほどの熱い挑戦を確認できました。

 

改めて、秀臣さん、ビーチサイドカフェのみなさん、一日お世話になりました! ありがとうございました!

 

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(最後に、完成したしまだよりを持って、記念撮影!)

 

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